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NHKあさイチ で昭和から令和までの【恋愛ドラマ】を紹介!

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2024年5月24日放送のNHKあさイチで昭和から令和まで【恋愛ドラマ】が紹介されました!

今回は、昭和から令和までの歴代の恋愛ドラマを振り返りながら、 恋愛ドラマの魅力、日本人の恋愛観について探ります。
それでは年代ごとに見ていきます。

【昭和から令和まで 恋愛ドラマ】

1980年代の恋愛ドラマ

まずは1980年代から見ていきましょう。
1980年と言えばまだ昭和の時代です。特に80年代後半にバブル経済の影響を受け、 華やかな都会での恋愛を描く「トレンディドラマ」が主流でした。

主な作品は「金曜日の妻たち」、「男女七人夏物語」、「君の瞳を逮捕する」、「抱きしめたい」、「愛し合ってるかい」などがありました。

代表作としは「抱きしめたい」でしょうか
時代は80年代後半、日本全体がバブル経済で浮かれていた時期でした。 ドラマもその影響を受け、夢のような都会での恋愛を描くものが多く、 都会での憧れの生活や職業を背景にした華やかな恋愛模様が描かれていました。

1990年代の恋愛ドラマ

次は90年代の恋愛ドラマについて掘り下げていきましょう。
主な作品としては、「東京ラブストーリー」、「101回目のプロポーズ」、「あすなろ白書」、 「ロングバケーション」などがあります。

これらのドラマは多くの人々に愛され、当時の恋愛観にも大きな影響を与えました。 特に「ロングバケーション」は恋愛ドラマの金字塔と言ってもよく 『ロングバケーション』の木村拓哉が上からスーパーボールを落とすシーン、 あれを見て、当時の子供たちは皆やってみたいなと憧れたものでした。

90年代は湾岸戦争とバブル崩壊で幕を開けました。テレビドラマは世相を反映するので、その影響を受けて大きく変わっていくのです。 恋愛ドラマも、まだトレンディドラマの影響は続いていたものの 80年代の華やかな都会のラブストーリーの時代から、 身近で等身大の恋愛を描くものが主流になりました。

「手の届きそうなラブストーリー」が増えた時代と言えるでしょう。 例えば、80年代を代表する。「抱きしめたい」の浅野ゆう子さんや浅野温子さんが着ていた服は 買えないけれど、『東京ラブストーリー』で鈴木保奈美さんが着ていたコートは頑張れば買える、 という設定でした。住んでいる場所も、頑張れば住めそうなアパートに住んでいましたね。 そのため、自分たちの恋愛のモデルにできた時代でした。

また『101回目のプロポーズ』も象徴的なドラマでした。
浅野温子さんといえば、トレンディドラマの女王ですが、 相手役は失礼ながら、いままでのトレンディドラマではありえなかった武田鉄矢さん。何も持っていない武田鉄矢さんが、高嶺の花である浅野温子さんを射止めていく物語です。
これがバブルが崩壊し始めた1991年に放送され、庶民の感覚としてはまだ浮かれていた時代でしたが、時代を先取りして何もかも失っても恋愛ができるというドラマでした。 象徴的なシーンとして、エンゲージリングがダイヤの指輪でなくボルトのナットだったことも印象的です。

 

さらには90年代には『高校教師』のようなドラマもありました。 教師と生徒が破滅的な恋に向かっていく設定で、これまでの恋愛ドラマとはだいぶ違ったものです。 時代の禍々しさと純愛を両立させた野島伸司さんの作品です。

2000年代の恋愛ドラマ

2000年代に入ってきますと、『大和撫子』や『真珠夫人』、『世界の中心で愛を叫ぶ』、 『花より男子』などがヒットしました。特に『花より男子』は世代を超えて人気がありました。

2000年代のキーワードは「恋愛ドラマの冬」です。
90年代後半からは1995年の「地下鉄サリン事件」、1997年の「神戸連続児童殺傷事件」、 2001年のアメリカ同時多発テロなど悲惨な劇場型事件が増え、 夢のような恋愛を描くことが難しくなってきた時代です。 テレビの画面からドラマもニュースも同時に流れてくるため、 非日常的な恋愛ドラマが盛り上がっていく時代です。

その中で、日本で大ヒットした韓国ドラマ『冬のソナタ』があります。
美しい人たちが美しい恋愛を非日常的に繰り広げ、みんなが泣けるような恋愛ドラマでした。

一方、日本では『真珠夫人』のような禍々しいドラマも流行りました。 これは非日常的な恋愛を描いている点では共通していると言えるでしょう。

2010年代以降の恋愛ドラマ

2010年代に入ってからは、多様な恋愛が描かれるようになりました。

『逃げるは恥だが役に立つ』では、契約結婚から始まり、 パートナーシップを築いていく物語が描かれました。

『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』では男性同士の恋愛が描かれ、 LGBTQに対する意識の高まりが反映されています。 こうした多様な恋愛模様は、現代の恋愛観に通じる部分があります。

『光る君へ』なども、平安時代の恋愛模様を現代の視点で描いています。 これらのドラマを通じて、恋愛の形や価値観がどんどん多様化していることがわかりますね。 『光る君へ』は恋愛もきちんと描かれていますが、二人は身分の差もあって結婚はしないんですよね。 ホームページなどでも『ソウルメイト』という言葉が使われていて、 これからも二人が素晴らしい関係性を築いていくのだと思います。 これは、今を生きる私たちにとても刺さるドラマだと思います。 恋愛も描かれていますが、それだけではなく、しっかりとしたパートナーシップも 描かれているところが魅力です。

まとめ

今回は昭和から令和までの恋愛ドラマを年代ごとに振り返り、どのように日本人の恋愛観に 影響を与えたかを見てきました。 こうしてみると、 2000年代以降は、日常的なドラマが減少し、非日常的なテーマが増えています。 恋愛ドラマも時代とともに内容が変わってることが良くわかりますね。 機会があれば皆さんも懐かしのドラマ見てみませんか 懐かしさとともに新しい発見があるかもしれませんよ。

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